勝率を上げるために考えるべきこと ~その2~

まえがき

今回はレーニング中の他レーンへの介入について書いていこうと思います。

皆さんも自分はレーン戦で勝っているのに試合に負けたなんて経験はありませんか?

もちろんすべて自分が悪いというわけではありませんが、自分が出来ることは実行していかないと勝率を上げることは難しいです。

もちろん、試合に勝つためにはまずはレーン戦で勝った方がいいのですが、レーニング中の動きや仮にレーン戦で負けていても、試合を動かせることがあるということを理解してもらえれば幸いです。

それではレーニング中の他レーンへの介入ついてみていきましょう。

レーンで有利を取るという意味

レーニング中に自分が有利を取るということがどういう意味を持っているのか、まずはここから理解していきましょう。

有利があるということは相手より自分がゴールド的に勝っていたり、マッチアップ的に相手を倒すことが出来てプレッシャーを与える側になっているということです。

その状況ではミニオンウェーブのコントロールを自分が好きなように動かすことが出来ます

レーンをフリージングして相手のCSをロストさせたり、先にプッシュをして対面より先に動きだしたりとレーンが続く限り選択権をこちらが持てます。

相手が甘えた立ち位置を取ってくれるのであればキルを狙うためにレーンを固めることがおすすめです。

そのプレッシャーを続けると相手はだんだん前に出てこなくなってきます。

その時、無理に相手をキルしようと狙うのではなく、レーンを先にプッシュして他レーンジャングルに影響を与えていきましょう。

※注意点

ここでキルを無理に狙いに行かない理由として、相手ジャングラー等に介入された際にレーンの有利を失ってしまう可能性があるからです。

キルを狙いに行くということは相手タワーの方へ進んでいく事を意味していきます。

それは同時に自分のタワーから離れていく事なので自分を守るタワーが遠くなります。

前へ進んでいきスキル等も使ったときにジャングラーに介入されたら逃げ切ることは難しいでしょう。

なので、出来るだけリスクを負わず有利を広げていく手段を取り続けたほうが勝率は高くなるでしょう。

レーンを離れる際の選択肢~その1~

レーンを押し切った際に自分が取れる行動は大きく分けて2つあります。

一つ目は相手ジャングルの中へワードを置くことです。

相手ジャングルの位置が分かれば自分だけでなくチーム全体の動きを明確にすることが出来ます。

仮に相手ジャングラーがボットサイドに見えたら、味方ジャングラーは相手のトップサイドへカウンタージャングルをしたりヘラルドに触ったりトップガンクしたりとリスクなく取れる行動が増えます

トップレーナーも無理にキルを取りに行っても相手ジャングラーが来ることがないので、アグレッシブなプレーをすることが出来ます。

ただし、レーナー一人で相手ジャングルに入る際はあまり深い位置まで入ることはリスクが高くなります。

仮に相手ジャングラーやレーナーが見えていれば、どこまででも深く入っていけますが、誰かが見えてない状況では逆に自分が倒されてしまう可能性があるということです。

なので、相手ジャングラーの位置が不透明の中ジャングル深くまで入っていく際は、MID・JGの二人やJG・SUPの二人など複数人で入っていく事がおすすめです。

二人で入っていけば仮に相手ジャングラーと遭遇しても1VS2なので勝つことが出来ます。

レーンの有利を視界につなげ、オブジェクトの差を広げていく事も勝率を上げる一つです。

レーンを離れる際の選択肢 ~その2~

レーンを離れて相手ジャングルに視界を取りに行こうとしたとしても他のレーンで相手が有利を取ってレーンを押し上げているときはリスクがあります。

例えば自分がMIDレーナーだと仮定して、有利が取れているので相手ボットサイドの視界を狙いたいとします。

その際味方のBOTレーナー達が自軍のタワー下まで押し込まれている際、相手ボットレーナーの方が早くこちらに寄ってきます。

加えて、味方レーナーはタワー下でCS取らないといけないので動くことは難しいです。

そうなるとMIDの1VS1では自分が有利かもしれませんが、複数人に囲まれたら勝つことは基本的にできません。

上記の状況の際は相手ジャングルへ入るという選択肢ではなくBOTへのローミングを選択したほうがリスクは少ないでしょう。

ボットローミングをする狙いとしてボットレーナーを倒すことが出来る可能性があげられます。

ここでキルを取れれば300ゴールドが入りますし、倒された相手は経験値もCSも獲得することが出来ません。

そうすれば味方チームが有利になっていくのです。

仮にローミングへ向かっているときに相手ワードに引っかかっていたとしても、相手はレーンを押しにくくなるでしょう。

それだけでも味方レーナーはCSを獲得しやすくなります。

なので、キルを起こせれば目に見えて有利が分かりますし、キルまで起きなくても他のレーンが助けられているということで、成功失敗に関わらず勝率を上げる行動に繋がっています。

ソロキューにおいてミッドが勝率を上げやすいと言われているもの、マップ全体へ影響を広げやすいという理由です。

最後に

上記のようにレーン戦だけでなく他レーナーへの影響の仕方は複数あります。

今回書いた内容以外にもレーンコントロールが取れていればJGの少数戦やオブジェクトへの寄りが早かったりとメリットが多く、もっと細かな動きもすることが可能になります。

今回は大枠として理解してもらいたい内容にしています。

簡単に書いてはいるものの、レートがダイヤモンド帯だったとしてもできてない人はいます。

出来ることから一つ一つやっていければ、きっとレートは上がるでしょう。

このほかの細かい動きや、ワードの位置などはまた別でまとめて公開していきます。

ぜひまたそちらも読んでいただけると幸いです!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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