今回はLEC(ヨーロッパのプロリーグ)でも登場した最新の高勝率デュオボットついて紹介していきます。
そのデュオはこちら
このデュオの勝率はなんと驚異の62%を誇っています。
今回はこのデュオについて、登場の経緯・強さの理由・ルーンやビルドの三点セットで紹介していきます!
このデュオはEUWのチャレンジャーであるソナワントリックのSchuhbart氏が編み出しました。
同氏はある日ソナ・タリックボットをプレイしようとしていましたが、タリックを相手チームに取り上げられてしまったそうです。
そこで相方がしかたなくラックスをプレイしたのが始まりとされています。
同氏によるとソナ・ラックスデュオが編み出されたのは全くの偶然とのことです。
このデュオが強い理由は大きく三つあります。
なお前提として、ソナはゲーム後半にいくにつれてスケーリングしていくチャンピオンだということを知っておいてください。
①パッチ10.12のガーディアンの変更
効果半径 175 ⇒ 350
発動条件 ダメージを受けた際 ⇒ 2.5秒以内に(各種軽減後の数値として)90~250のダメージを受けたか、または致命的なダメージを受けた際
シールド量 70-150 ⇒ 80-200
削除移動速度増加 20% ⇒ 移動速度の上昇効果なし
これはガーディアンを劇的に使いやすくする変更でした。
これをソナとラックス共に持つことにより、ブリッツやレオナなどが相手でも安全にレーニングすることが可能になります。
②パッチ10.15のスペルシーフエッジ系アイテムのバフ
スペルシーフエッジ
基本マナ自動回復 25% ⇒ 50%
フロストファング
基本マナ自動回復 50% ⇒ 75%
真なる氷のかけら
ダメージ 魔力+45 ⇒ 魔力+50
このバフは一見小さなバフに見えますが、ソナとラックスの両チャンプで持つアイテムのため、レーニングでの強さをかなり押し上げる結果になっています。
③ソナとラックスのシナジー
ソナのWによる回復とラックスのWによるシールドはダメージをほとんど受けることなくレーニングすることを可能とします。
また、レベル6からのキルプレッシャーが凄まじく、ソナがQのスタックを持った状態でウルトから入ることでラックスのワンコンと重ね相手を瞬殺することができます。
サモナースペル
ソナ:イグナイトorバリア、フラッシュ
ラックス:ヒール、フラッシュ
ルーン
ソナ、ラックス共に
ビルド
ソナ
スペルシーフエッジ⇒セラフ⇒リッチベイン⇒ラバドンデスキャップ
ラックス
スペルシーフエッジ⇒アテネの血杯⇒アーデントセンサー⇒シュレリアorリデンプション
注意点として、両チャンピオン共にスペルシーフエッジを持つ関係上、CSは両チャンピオンでバランスよく取るようにしましょう。
このデュオボットの強さは十分理解していただけたと思いますが、一つだけ注意点があります。
このデュオをピックしてしまうとAPが濃くなりすぎるため、TOP、JG、MIDのうち2つ以上のロールがADの場合にのみ出すようにしてください。
そうしないと試合後半にMRを積まれすぎて勝てなくなってしまいます。
出せる構成は限られてしまうものの強さは折り紙付きのため、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。